▼「ビジネス×物語」の記事一覧
Chapter 0 非常識講師紹介 世界の野良犬(自由業旅人)さわです!
Chapter 1 テコの原理「100円玉が200円?に変化する界王拳2倍」@7才
Chapter 2 見抜くセンス「0円チャレンジ!夏休みの自由研究」@13才
Chapter 3 人に任せる「読書感想文の宿題は絶対にやらない!」@16才
Chapter 4 プロデュース「AKB×秋元P的ビジネススタイル」@17才
Chapter 5 判断力「人生、反省はするけど後悔はしない!」@18才
Chapter 6 アイディアの融合「ナイスアイディアはパクる!」@19才
Chapter 7 自動化システム「美人OLの教え ヤマザキ春のパン祭」@22才
Chapter 8 ピンチ=チャンス「会社員クビ!翌月から野良犬生活」@26才
Chapter 9 未体験=可能性「日韓縦断ヒッチハイク伝説」@27才 (★今ココ)
非常識物語 ■Chapter 8 で私は会社員クビになり…
その後、野良犬になりました(笑)
苦手な飼い主(束縛)からの解放…
それによって「仕事」「時間配分」「人間関係」…
これらを全て、自分で決めます。
そして「住む場所」「旅する期間」「遊ぶ時間」…
選択の幅が広がるのです。
本当の意味での自由とは…
“なんらか”の管理下に捕われなくなり…
自分自身を「自己プロデュース」
重要なのは「自分自身で自分を管理」すること!
そして私が心の奥底で密かに望んで、夢見ていたこと…
「飽きるまで自由に旅し続けたい!」
長ぁ〜い、旅に出る準備を始めたのです…
最低限の荷物をバックパックに詰め込む。
唯一の仕事道具…
MacBookも一緒に!
旅のルートは直感で決めました。
目的地は…
ヒッチハイクで日韓縦断!
そして北朝鮮の国境まで必ず行く。
私は一生チャレンジャーでいたいです!
非常識物語 ■Chapter 9…
日韓縦断ヒッチハイク
当初の予定のヒッチハイク戦略図です↓
…ザックリ過ぎますけど(笑)
・東京→福岡(1,100kmくらい)
・プサン→ソウル(600kmくらい)
・ソウル→国境?(100kmくらい)
まあ、方向性だけでもきっちり定めていれば…
あとから途中の修正はどうにかなるものです!(笑)
ヒッチハイク…
私にとっては人生、未体験。
当然、まったくの「知識、経験ゼロ」です。
スケッチブック1冊、太めのマジックを予備で2本くらい。
↑これで行けるかなーぐらいのノリです。
※本当は不安もちょっとありましたけど
でも、ワクワク感がそれを上回って…
いい感じのドキドキに変化しました!
◇韓国に渡るために、まずは福岡を目指す
in 東名高速道路 川崎IC付近
スケッチブックにデカデカと行き先を書く。
「名古屋」と気合いを入れて掲げる。(300km先)
…1時間経過。
車はたくさん通るけど全然止まらない(笑)
作戦変更!
「静岡」と掲げる。(150km先)
…30分くらい、頑張るけど変化なし。
何が足りないのか、自己分析…
■笑顔をもっと強調してみる
■場所選び(バス乗り場みたいなくぼみ?)
■行き先の文字をキレイに見やすく書いてみる
■スケッチブック持ちながら飛び跳ねてみる
などなど…
自分で出来る範囲は全部やりきります!
乗せてくれる運転手さんの気持ちになって…
よ〜く考えて、自分の「アイディア」を出し切るのです!
「海老名」と掲げる。(20km先)
★さっきの色々なアイディアを交えながら
すると、スケッチブックを掲げた5分後。
…ワゴン車が一台止まった!
「よっしゃぁーーーーぁぁぁぁ!」
↑距離はたったの20kmです。
★この瞬間で、カエルが飛び跳ねる「ぴょん」の感覚を知ることができました。
距離はまだまだあるはずなのに。
未体験ゾーンで何も実績もないところから、自分のレベルがちょっとUPした感覚です!
「これは行けるかも!」
↑最初の敷居を低くして、こう言う錯覚を自分に起こさせるのです。
これはビジネスでも、新しく始める趣味でも、習い事でも…
自分が「ぴょん」を感じられる様に、最初のハードルを低くするのです。
この海老名行き(20km先)はまだまだ最初の一歩ですが…
ここからストーリーはどんどん続きます。
未体験のヒッチハイクの旅…
普段、味わえない貴重な体験だらけ。
未体験ゾーンの非日常感。
ワクワクが止まらない旅がはじまります!
人生において、未体験ゾーンである…
0(何もない無の状態)→ 1
にするのに一番「労力」が必要なのです。
1以降は2、3、4…と、カンタンに物事進んで行くものです。
※もちろん時代の変化や工夫も必要ですよ。
そうやって、色々な貴重な経験をしながら、福岡をめざし、韓国に渡ったのです。
「どんな車に乗ったんですか?」
「どこで寝てたんですか?」
「危険な体験、怖い思いしませんでした?」
今までこのヒッチハイクの話をしたら、色々な質問をたくさんされました!
話の全部は正直書ききれないので…
■非常識ヒッチハイク成功体験(5件)
■思い出のエピソード(4件)
■「チャレンジ」と「危険」の紙一重さについて。
下記に述べたいと思います。
非常識ヒッチハイク成功体験編
1.【往路(東京→韓国)】
区間:三重?→大阪(京セラドーム)
「観光バスツアーに乗る」@高速道路SA(サービスエリア)
浜松の小学校、親子レクレーションの「野球観戦ツアーバス」に乗せて頂きました。
最終的に京セラドームまで乗せてもらい、チケットがなくても、入れるところまで同行!
ツアー企画会社の佐藤さん、感謝です。
2.【往路(東京→韓国)】
区間:広島→北九州→福岡(博多)
「まさかの電車回数券をもらう」@北九州
広島でのお仕事を終え、北九州まで帰宅途中の運転手さん。
普段は電車で〈北九州小倉→福岡(博多)〉まで行くことが多いそうです。
運転手さんが所有していた、その区間の電車の回数券を無料でくれました。
「今日は夜遅いので、電車でお行きなさい」
この言葉、”ネ申”(神)のメッセージです(笑)
・片道1,110円
JR九州料金表の数字、ハッキリ覚えてます。
3.【往路(東京→韓国)】
区間:大邱(テグ)〜大田(デジョン)
「酒飲むトラック運転手」@大田(デジョン)
早朝、帰宅途中の長距離トラックの運転手野郎様。
約200kmくらい乗せてもらいました!
さわが助手席で爆睡していて、目覚めたら…
片手に”韓国焼酎”飲みながら運転(笑)
(゚o゚;;
「おい!まじかよ!(汗)」
その後、トラック運転手仲間と飲むから「オマエも一緒に飲むか?」とお誘いを受ける
★続きはあとのエピソード編でまた…!
4.【復路(韓国→東京)】
区間:福岡(博多)〜北九州
「タクシー?に乗る」@博多
タクシーなのかハイヤーなのか、不明です。
北九州から博多までお客さんを送り、車庫まで戻る途中のタクシー運転手さん。
無人ガソリンスタンドでトイレを済ませ、スケッチブックに”北九州”と書いている途中…
運転手さんから声をかけてくれました。
北九州の街の外れまでならOKとのことで。
街の外れに到着したときに、さすがにタクシー会社や同業に見つかるとマズイらしく…
”初乗りの料金”のみで、市内まで乗せるよ。と言われました。
優しい話しなのですが、
「ヒッチハイクの旅と言う独自ルールなので…」
そう丁寧にお断りさせていただきました。
すると…
「後部座席で見えないように、隠れて横になって寝てなさい。」と一言…
今まで乗ったタクシーで、一番ハラハラドキドキしました!
ひまわりタクシーの運転手Kさん、感謝です!
↑「ヒッチハイク」のことは伏せて、
タクシー会社の本社にお礼のハガキを出しました。
5.【復路(韓国→東京)】
区間:豊橋(愛知)〜静岡
「トラックの荷台?に乗る」@豊橋
とても大きなトラックが停車。
運転手さん、トラックの後ろ側を指して、「乗れ!」の一言…。
一瞬よくわからなかったのですが…
中古車を輸送しているトラックでした。
荷台に積んでいる、後ろ向きのグレーのカローラ。
それに乗れ!とのこと。
(゚o゚;; まじ?
後ろ向きでエンジン無音状態で乗車?
そのカローラに2時間乗ってました(笑)
※万が一事故っても保険が下りなかったかも…
思い出のエピソード編(4件)
1.【往路(東京→韓国)】
「乗せてもらった車に携帯置き忘れ」@広島付近
乗せてもらった車の後部座席に、ソフトバンク携帯を置き忘れたのです。
電話しまくりましたが、結局その日は繋がらず…。
韓国に渡る直前で公衆電話からなんとか連絡がとれ、拾ってくれた運転手さんと話せました。
希望で知人の家に配送して頂きました。
しかも元払いで送ってくれたのです。
↑お礼に後から韓国海苔のお土産送りました。
本当に感謝です。
そこから約1ヶ月、東京に帰るまで、携帯なしの生活。
まあなんとかなるものですね(笑)
2.【往路(東京→韓国)】
「海外初の野宿体験」@大邱(テグ)西公園
大田(デジョン)を目指すも、車が半日つかまらず…
時間はいつしか24:00過ぎ。
…車はほとんど通らず。
基本的に韓国はチムジルバン(休憩設備付き温泉)が多く、料金も日本円で700円くらいと安い。
しかし、全然まわりになく…
海外初の野宿に挑戦!
キャンプセットなしでの野宿は初で、パンツの中に財布とパスポートを入れる。
持っている服を全て着込み、リュックを枕にしてベンチで就寝しました。
大邱(テグ)西公園、案外キレイで静かでした(笑)
↑韓国のオススメ野宿ポイントです
〈★★★★☆(星4つ)〉
3.【往路(東京→韓国)】
「トラック運転手仲間の飲み会」@大田(デジョン)
韓国焼酎を片手に運転するドライバーに誘われて、仲間の飲み会に参加。
しかも朝、午前中です(笑)
【韓国で領土問題について語る】
↑日本人に対して、この質問は気になるところみたいです。
自分は思いを伝えました。
※iPhoneアプリの辞書を活用し、カタコト韓国語交えながら
…昔は両国、色々あったし日本も悪いことをしたかもしれない。
どっちが良いか悪いかの話しをしたところで一生解決はしないと思う。
韓国の知らない土地で、しかも知らない日本人(さわ)に対し、
親切に飲み会に誘ってくれる韓国人と楽しく一緒に飲めている時間に感謝したい。
「韓国サイコー!」と言いました。笑
…トラック運転手さん達も、その考えに共感してくれたみたいで、何かとその場が盛り上がりました!
飲んだお酒代、美味しい鳥ナベ料理代…
最終的にさわは1円(ウォン)も払わず全額奢りで、ごちそうしてくれました。笑
4.【復路(韓国→日本)】
「道路交通法違反で捕まる。」@東名高速道路 川崎IC(高速道路上)
復路。もうすぐ東京だ…!
厚木(神奈川)から1台の車に乗せてもらう
運転手さん「このまま千葉の方までいっちゃうよー」
さわ「はい!テキトーに降ろしてくださーい」
…分岐である、高速道路上に降ろしてもらいました。
〈道路イメージ図〉
・・・┃ 千葉 ┃
・・・┃ 方面 ┃
┃高速┃ ┃
┃出口┃ ┃
┃ ┃ ┃
┃ ┃
┗━━┓ ┃
・・・┃ ┃
・・★┃←ココで┃
・さわ┃降ろして┃
・・・┃もらう ┃
★の位置でヒッチハイク再開…!
…10分後、NEXCO東日本(高速道路管理会社)とパトカーがやってきました。
神奈川県警員「キミ、後ろに乗りなさい。」
さわ「…????????」
どうやら、道路交通法違反らしい(゚o゚;;
あとで知ったのですが、故障時、緊急時以外の車の停車は違反のようです。
前代未聞の運転手じゃなく、ヒッチハイクで捕まる。
※始末書だけで、罰金、減点はなかったです
約1時間の事情聴取タイム…。
警察官とNEXCOの人たちは、ヒッチハイクの質問に興味津々でした(笑)
そして最後に…!
「チャレンジ」と「危険」の紙一重さについて。
【往路(東京→韓国)】
「北朝鮮5km手前、国境の雰囲気」@坡州(パジュ)〈韓国&北朝鮮国境の街〉
今回の目的地である国境の街、パジュ。
当初の目標…
「国境がひと目、見てみたい!」
この街、軍事施設が所々あり、畑に田舎街と言う感じ。
ただならぬ、緊張感が走ります…。
英語もなければ、日本語の看板もゼロ。
バスや電車などの表記も全てハングル。
もちろん、みんな韓国語オンリーです。
許可証?みたいなものがあればどうやら陸続きで、北朝鮮に入国できる(?)ようです。
おそらく流通業の方で、輸送トラックなどです。
現地の情報を、現地の人から収集しました。
・日本人は特に警戒するべき
(→ 見た目、わたしは野良犬ですけど?笑)
・デニムを履いていると見た目の印象が悪い
(→ アメリカンカジュアル?)
・国境にはツアーで行くべき
(→ そんなのあるの?)
どうやらこのまま行くべきではない。
そう言う判断をしました。
未体験ゾーンのワクワクに飛び込むには、多いに楽しんでしまう性格です。
しかし、この先はワクワク感はなく、無理とかではなく「無茶」と判断しました。
要は”チャレンジ”ではなく、”危険”
「ここまで来ただけで自分は十分楽しんだ」
そう思った10日間の【往路の旅】です。
…そしてこのヒッチハイクの旅で一番自分自身が学んだこと。
ゴールとか結果にこだわるのもいいけど、自分が成長していると言う”プロセス”
「人生はプロセスを最大限に楽しむんだ!」
この成長過程と言うものこそが、人生を楽しくさせるのです。
未体験ゾーンにどんどん恐れず飛び込む!
そこには”面白い可能性”だらけです。
それを北緯38度線手前の国境で学び、旅の途中で感じだことでした。
「ゴールなんてなくてもいい!」
未体験ゾーンに突き進むことが、自分の”可能性”を開花させる最大の手段。
東京に戻り、携帯電話を受け取り確保し、拾ってくれた広島のTさんにお礼の電話。
そして、そのまま北海道の実家へ向け、ヒッチハイクの旅を続ける、さわ。
・最終的なヒッチハイクの旅のルートです↓
北海道の最南端のえりも岬…
そして寄り道しながら、最北端、宗谷岬にも行きました。
自分の中の思い出として…
「日韓縦断ヒッチハイク伝説認定!」としてます(笑)
全ては「行ってみたい!」の思いひとつから。
スケッチブックとマジックを買った行動。
チャレンジは海老名行き20kmから始まったヒッチハイクの旅です。
フェリー代金以外は0円で全て移動。
「お金がないから旅ができない」
と言う世間様のいいわけは、私の中では半分消えたようなものです。
ヒッチハイクで乗せてくれた方、
旅の途中でお世話になった方、
ご飯やお酒、コーヒーをおごってくれた方、
…日本人も韓国人もみんな感謝です!
未体験だらけの旅。
まじで人生感、最高に変わりました。
この経験がなかったら、今の私はいません。
本当に全てのみなさんに感謝してます。
この旅が終わり、思ったこと…
「ヒッチハイクはもう二度とやらない!」
本気で色々辛かったから。
今振り返ると、色々ありすぎて、まじで楽しかったですけど…
もうやらない、絶対!
辛かったことも、全部あとからネタになり、笑いに変わる。
またいつか何かのネタでヒッチハイクやるかも…(笑)
この旅以前にも、時間とお金がないときから工夫して何度も「旅」には出ていました。
その旅ごとにイメージが変わり、アイディアが出て、自然と自分のビジネスに対するやる気に変わってきたのです。
そして言葉も常識も、自分が何も知らない場所を旅をして…
自分の中に眠っている「野生の勘」を取り戻すのです!
ワクワクしちゃう、未知なる世界へ…
一生旅を続けましょう。
創ろう!遊ぼう!知らないところへ旅をしよう!
そして、いつも思うのが、人生は全てギャグってこと(笑)
■Chapter 9 自由な旅人になりたいなら知っておきたいこと↓
- 未体験ゾーンが「人間成長」させてくれる!
- 0→1が何事も一番大変だと知っておく。
- 成長過程である「プロセス」を楽しむ!
- 感謝の気持ちを忘れないこと!
- 人生、ネタの数だけビジネスになる!
▼「ビジネス×物語」の記事一覧
Chapter 0 非常識講師紹介 世界の野良犬(自由業旅人)さわです!
Chapter 1 テコの原理「100円玉が200円?に変化する界王拳2倍」@7才
Chapter 2 見抜くセンス「0円チャレンジ!夏休みの自由研究」@13才
Chapter 3 人に任せる「読書感想文の宿題は絶対にやらない!」@16才
Chapter 4 プロデュース「AKB×秋元P的ビジネススタイル」@17才
Chapter 5 判断力「人生、反省はするけど後悔はしない!」@18才
Chapter 6 アイディアの融合「ナイスアイディアはパクる!」@19才
Chapter 7 自動化システム「美人OLの教え ヤマザキ春のパン祭」@22才
Chapter 8 ピンチ=チャンス「会社員クビ!翌月から野良犬生活」@26才
Chapter 9 未体験=可能性「日韓縦断ヒッチハイク伝説」@27才 (★今ココ)
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